永遠の野原7

”あらすじの引用”

第一志望の大学へ受かった春。心ウキウキ希望に満ち溢れるはずが、失意のドン底の二太郎。手痛い失恋に親友まで失うオマケまでついて、立ち直れずに早一ヶ月。このままじゃいけないとヤケクソ・なりゆき半々で文芸部に勧誘されるが、一姫の作品を酷評する白川渚に出会い…⁉︎

収録エピソードは「ごはんをのみこめ」「ミス・コンプレックス」「カッコーの母」「筋肉少女」「まほうのコンパクト」。他、先生のワンちゃんのエピソードの「たからもの」

ここからネタバレ含む感想

新しく登場のキャラ・白河渚がメインのお話が多い巻です。
この女性は二太郎の大学の先輩なのですが、美人で自信満々に見えても実はコンプレックスのかたまり。
好きな人は既婚者で…。
小説家を夢見ているけど一姫の作品のレプリカのようだったり。普通に就活するのが嫌で出版社に作品を持ちこむものの、編集者に相手にされず自信を失ったり。
片思いの教授の奥さんに戦いを挑むも…肝のすわった奥さんにあっさり返り討ちにされて。
何も上手くいかないけど、最後は強く成長していく姿を見せてくれます。

「筋肉少女」は野沢ひとみちゃんのお話。
強すぎて頼りにされまくりのひとみちゃん。ぜひ幸せになってもらいたいなぁー。
にしても太のモテることモテること。
確かにわたしもリアルタイムで読んでいた時はかっこいいと胸キュンしていましたが笑。

MYベストシーン

太が「やりたい事やらなきゃならない事沢山あるのに、愛だの恋だの浮かれてる暇ない」
と言ったのに対して、
野沢ひとみちゃんが「恋愛は人生の華よ。愛はパワーよ。できない事でもできちゃうパワー。」と言い、
「野沢が言うと説得力あるな…。」と二太郎と太で顔を見合わせる場面。
2人の参りましたな顔に思わずにやにやしてしまいます。

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